やっぱり怖いな

今、私はこんなところで座ってブログを書いている場合ではない。

やらなきゃいけないことがたんまりだ。でも息抜きに、少し書かせてほしい。

 

現在、デスクの沢山並んだこの広い部屋には私一人が居座り、パチパチとキーボードを打つ音と空調の音が響いている。誰の声もしなくて、とても心地いい。

 

最近改めてわかったことだが、私は騒がしい音が本当に苦手らしい。本は読めなくなるし、作業も止まる。ひどい時には誰かと会話していても話に集中できないことがある。

だから今、誰もいないこの広い部屋にずっと誰も来なかったらいいのにと思ってしまう。

でもそんなこと言ったって叶わない。あと30分もすればみんな戻ってきて、またガヤガヤと話し声が耳に入るのだ。

周りが騒がしい時、どうやって集中すればいいのだろう。騒がしくなくても、ペンのカツカツとした音や、紙をスーッと折る音、キーボードをパチパチと打つ音にも集中力を削がれる。

イヤーマフというものを買ってみたものの、なかなか聞こえるもんで外では使わなくなってしまった。

 

小さい頃からこうだったのだろうか。いや、小中高の時はそれなりに授業は集中して聞けていたし、高校なんて鉛筆や木炭が紙に擦れる音の中、自分も目の前の彫刻に集中できていた。

大学生になってからだろうか。

大教室で後ろの方に座っている人たちが話す声に気が散ったり、何か物音が鳴っている中で教授から教示があると聞いているのに理解が一度ではできなくなった。

今思い返すとあの頃から変だった、と考えつくが、あの頃はまだなんとも思っていなかった。

 

もう少し早く気づいていたらなんとかなったのかと言われると悩ましいが、大学生になってから、自分自身と周りの環境に変化が現れたこともあり、辛かったのかなあと他人事のように思う。

 

大学生になってから家が嫌いになったし、大学生になってから地元の友達とは疎遠になったし、大学生になってから長生きしたいと思わなくなった。

最近ではいつ終わってもいいと思う。明日でもいいし、今でもいい。これからの将来が怖いから、不安だから、まだ若くて身体が動くうちに終わりたい。

 

音に過敏に反応してしまうのもしんどいし、人の顔色を窺って会話をするのも疲れるし、毎日家事をするのもめんどくさいし、自分のことで手一杯なのに他者のことを考えないといけないなんて今の私には到底無理だ。

 

でも自分で終わらせる勇気はないし、怖いから、何かが起こらない限り私は明日もこの席に座っているのだろうな。

 

 

迷惑かけず、苦しまず、やっていきたいな。